子どもたちに絵本のある生活を
こんばんは。
今週はしんどかった。
子ども産んで5年弱ですが、ベスト5に入るほどしんどかった。
風邪をこじらせてしまい熱がありフラフラの中、次女ちゃんの看病で2日3日ほとんど満足に寝られずにいたら、服鼻腔にはなるわ中耳炎になるわ、気管支炎になるわ薬で胃は壊すわでカルテットパンチくらってしまい瀕死でした( ;´Д`)
それでも家事と育児は待ってくれず、汚くなっていく部屋とたまる洗濯物に心もボロボロ。
もちろん子どもたちも夫もできる限り協力してくれましたし、周りのお友達にもたくさん支えられなんとかここまで回復することができました(T_T)
まだまだ身体はだるいけど、やっとこ通常通りの生活が送れそうです。
小さな子どもがいると本当に体力勝負ですね。ママがダウンしてしまうとみんなに迷惑をかけてしまうし、我慢させてしまう。何よりダウンしている本人が歯がゆくてつらい。
身体が参ると心も参る。
完全にネガティヴウィークでございました。
なんといっても楽しく暮らすためには健康第一ですね。
家族の健康を預かるママさんたち、家族も大切ですけど自分のことも大切にしてこの冬を乗り切りましょうね!!
毎度前置きが長くなってしまいすみません。。。
今回は私が子どもたちと過ごす中で最も大切にしている絵本のお話です。
皆さんは子どもの頃、どれくらい絵本を読んできましたか?
きっとたくさん読んでもらっていても記憶に残っているのは数冊程度でしょう。
それなのに絵本って読んで意味があるの?と思う方もいるかもしれません。
まだ赤ちゃんなのに絵本を読み聞かせてもわかるの?と思っている方もいるかもしれません。
絵本を読んでも集中してくれないので虚しくなるという方もいるかもしれません。
テレビのほうが子どもも食いつくし、ママも家事が捗るし、、、なんて思っている方もいることでしょう。
色々なことが便利になっているこの時代わざわざ高価な絵本を買うよりも無料の知育アプリのほうが子どもの教育にもなると思っている方もいるかもしれません。
それでも何故絵本という文化が古くから世界中にあるのでしょう。
教育機関では教育番組ではなく絵本や紙芝居の読み聞かせを行うのでしょう。
私なりの絵本を読むことの大切をお伝えしていけたらと思います。
◉絵本とテレビの違い
はっきり言って全くの別物です。
物語を楽しむという観点では同じですが、テレビは一方的なもの、絵本は読み手と聞き手のコミュニケーションがあります。
そう、絵本はコミュニケーションツールなんです。
私はテレビを子どもに見せることに関して全く否定はしません。我が家の娘たちもテレビ大好きっ子ですし、私もテレビにたくさん助けられてるところがあります。
けれど、テレビと絵本を同じくくりにはしてほしくないのです。
絵本は子ども(聞き手)の反応を見ながら読み手が間合いや声色を変えて工夫を凝らすことで、絵本の世界や面白さが何倍にも膨らみます。
子どもからすると舞台を観ているような臨場感や興奮を味わうことが出来るのです。
テレビでもドキドキする場面やハラハラする場面で興奮を味わうことは出来ますが、あくまでも一方的なもので小さな子どもがその流れについて行くことは難しいですよね。
その点絵本では子どもの反応を見ながら、ページをめくったり、声を大きくしたり、分かっているかな?というところでは補足してあげることもできます。
また読み終わった後、子どもとお互いに感想を言い合ったり、素敵な絵なら真似して描いてみたり、読み手と聞き手が一緒に世界を共有できますよね。
いつも聞いている大好きなママ、パパの声で絵本を読んでもらうと子どもは安心して絵本の世界に入っていけます。
是非ここはママやパパも楽しんで絵本の世界を演じてみてください(*^^*)
こちらがノリノリの女優ばりの演技で絵本の世界に引っ張ってあげることで、子どもたちも絵本が大好きになりますよ。
何より読んでいる方も楽しいです笑
読み聞かせに自信がない。。。という方は是非図書館などで実施している読み聞かせの会に参加してみてください!
図書館については下記にて詳しくご紹介しますが、読み聞かせのプロとも言うべき方々は本当に子どもたちの反応を知り尽くしていて、絶妙なタイミングでページをめくったり、さらにワクワクするような合いの手を入れたり、勉強になることがたくさんあるはずです。
私もたくさん盗ませていただきましたσ(^_^;)
絵本とテレビの一番の違い、それは絵本は動かないけどテレビは動く!
そう、テレビはこちらが何もしなくても勝手に動いて展開してくれて、更に効果音やBGMまで流れます。これは絵本にはありません。
逆に絵本は動かないし、読むのはこちらなので読み手が早口だったり棒読みだと聞く方は楽しくないし飽きてしまう。
けれど、この動かないというところが子どもの想像力を育むのにとても大切なんです。
長女が3歳のときに、絵本を読んでもらっている時、どんなことを考えてるの?と質問したことがあります。
すると、
何も考えてないよ。お話を聞いていると絵が頭の中で動くから何も考えられないの。
と答えました。
そうか、子どもの頭の中では絵本の絵は勝手に動くのか!?
でもそれは必ずしも全ての子が、というわけではなさそうです。
長女は言葉がつたない頃から空想好きで、元々の気質も大きいと思いますが、想像力とう点では他を圧倒していると思います。(良くも悪くも笑)
それにひと役買ってくれたのが、赤ちゃんの頃から読んでいる絵本なんだろうな、とこの回答を聞いたときに思いました。
テレビは何もしなくても勝手に動いて展開してくれるので、それをただ見ていれば面白い。
続きもので次の展開を想像してみることはできますが、絵本と比べて想像力を育むツールとしては乏しいですよね。
アンパンマンもトーマスも妖怪ウォッチもプリキュアも面白いんです。
子どもたちはみんな大好きです。
道徳的な観点でテレビアニメを避ける方もいらっしゃいますが、テレビは子どもも好きだしママも助かるし、なんならおもちゃメーカーさんも儲かるし、まさにwin-win-winな存在です。
今の時代、テレビと切り離す生活なんてナンセンスです。
でも、でも、寝る前だけは、寝る前だけはアニメではなくお布団で絵本を読んであげましょう!
1日1冊でいいんです。
絵本に興味のない子にはアニメの絵本から始めたっていいんです。
とにかく、ママやパパの声でリラックスしながら、動かない絵を見て自分の頭の中で動かしてみることが大切なんです。
日中、他に楽しむことがあるのに座って絵本を読もう!といっても子どもは気乗りしないと思います。
ですので、もう何も遊ぶものがない寝る前という時間が絵本を読むのには最適ですよ。
何故か夜って想像力が掻き立てられるみたいですしね。
ママが家事をしている日中はテレビアニメ、夜寝る前は絵本、と使い分けてみるのがオススメです。
絵本が大好きになってくれれば、日中も1人で絵本を読むようになりますし、我が家の長女はよく次女に絵本を読んであげていてそれはもう微笑ましいです(*^^*)笑
◉図書館を身近にしよう
絵本って安くても500円、大体は1000円以上します。
揃えるとなるとかなり高額に!
なのに年齢によって読まなくなってしまいます。
買ってみたもののイマイチ食いつきが良くないな、なんてこともあります。
私は1、2週に一度ほど図書館に行くことにしています。
図書館って本当に便利ですよね。なんてったって、あれだけの本が無料で借りられるんですもん。
もう税金払ってるのに図書館行かないなんて勿体無いですよ!!
はっきり言って絵本は図書館で十分です!!
図書館で借りてみて、あまりにも気に入って返却日までそれしか読まなくて、返却してもまた同じのを借りたい!というほど気に入った本があれば購入すればいいんです。
(絵本作家さん、編集社さんごめんなさい!)
図書館って静かにしなきゃいけないところだから赤ちゃんや小さな子どもを連れて行くことに抵抗がある方もいると思います。
けれど、大抵の図書館は子どもの絵本スペースを作っていてくれて、そこで定期的に読み聞かせの会などを実施しています。
そう、図書館側も子連れウェルカムなんです。
但し、公園や児童館ではないので走り回ったり大声をあげることはルール違反です。図書館に連れて行くということはそういったルールを教えてあげる良い機会にもなりますよね。
また図書館の読み聞かせの会では、子どもたちが座って絵本を聞きます。未就園児のお子さんには幼稚園で先生のお話を座って聞く練習にもなりますし、前述いたしましたがママも読み聞かせの勉強になりますよ(*^^*)
◉いつから絵本の読み聞かせを始めればいいの?
私は専門家ではありませんので、いつが最適!とは言えませんが、実体験からいつから始めてもいいと思っています。
最初にもお伝えしましたが、絵本はコミュニケーションツールです。
教育のためではなく、親と子が一緒に楽しむものです。
そのコミュニケーションから言葉や色彩感覚、優しさや勇気、相手の気持ちを考えることなどの想像力を育むのであって、絵本が勝手に子どもを教育してくれるのではありません。
ですので、産後ママに余裕が出来てきて赤ちゃんと一緒にごろごろしている時間に赤ちゃんの絵本を寝転びながらゆっくり読んであげてみてください。
最初は反応がなくてもだんだんと好きなページが出来てきたり、そのページになると声をあげて笑ってくれたり、一生懸命指をさしたりしてくれます。
赤ちゃんは言葉がしゃべれなくてもちゃんとママの声と絵本の絵をリンクさせて学んでいます。
0.1.2歳は同じ本を繰り返し読む、3歳以上はたくさんの本を読むことが大切と聞きます。
実際、2歳の次女は同じ本を何度も持ってくるのに対して、4歳の長女は読んだことのない本を選びます。
0.1.2歳児には絵や言葉の響きを楽しみ、3歳以上はストーリーを楽しむようです。
同じ本を繰り返し読むことで語彙力が養われますし記憶の蓄積にもなるので発達心理に沿っているんだなーとしみじみ感じてしまいますね。
毎回同じ本だと読む方は飽き飽きしてしまうので、そこはお子さんと相談してレパートリーを増やしていきましょう(*^^*)
年齢を重ねていくと絵本のバリエーションも増えて読んでいるこちらも楽しくなってきますよ!!
ツラツラと絵本の大切さをお話してきましたが、これを読んでくださったママさん、パパさんが明日からでもお子さんと一緒に楽しんで絵本を手にとってもらえれば嬉しいです。
絵本には大人の本にはない、優しさや希望に溢れていて読んでいるこちらにも心の栄養になります。
また昔読んでもらったことがある本などを読み返すと遠い記憶が蘇り、なんとも懐かしく切ない気持ちになります。
そんなときは少し子どもの気持ちに近づけたような気がするんです。
今後は年齢別のオススメ絵本なども紹介していけたらと思っています。
▼こちら娘たちが0歳〜2歳頃大好きだった絵本たち▼
おつきさまこんばんは―くつくつあるけのほん4 (福音館 あかちゃんの絵本)
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