子供の付き添い入院は本当に大変でした~入院準備から退院まで~
こんばんは。
ブログが久しぶりの更新となってしまいました。
というのも、喘息っ子の次女ちゃんがこの度風邪をこじらせて気管支肺炎と喘息発作を併発してしまい、2週間の入院となってしまい私も長女を実家に預けて付き添い入院していたのです。
なかなか酸素数値が安定せず、想定よりも長い入院となってしったもののしっかり回復して元気に退院することができ、やっと一息つけた今日この頃なのです。
長女も実家で少しわがままを言っていたらしいですが、状況をきちんと理解していたようで私には不満の一言もなく、妹の退院後は入院前にも増して姉妹仲良く遊んでいる姿がなんとも微笑ましいというか涙ぐましいというか。。。
こういうことがあると改めて健康のありがたさが身に沁みますね。
子供の入院は長女が生まれてすぐにNICUに入院した以外で今回が初めてだったのですが、本当に本当に大変ですね。
特に兄弟姉妹がいる場合はその大変さが倍増。。。
私は幸い実家がさほど遠くでなく、母も私も専業主婦のため長女を預けて次女に付き添うことができました。
24時間付き添いもなかなか大変でしたが、お仕事をされているママさんや兄弟姉妹を預けるところが近くにない場合はなかなか付き添い入院というわけにはいきません。
お子さんだけでの入院ともなると日々の家事もし、仕事もし、毎日お見舞いに行くのは本当に大変だと思います。
何より小さな子を1人で病院に入院させるとなると離れているほうがお辛いと思います。
そんなこんなで今回の経験を踏まえて付き添い入院の概要と必要事項を記事にさせていただきます。
◆入院費用~差額ベッド代~◆
子供の医療費は自治体負担のため費用は発生しません。
しかし、差額ベッド代、食事代は別です。
病院によって様々だと思いますが、今回お世話になった病院では、付き添い入院の場合、別途個室料金と簡易ベッド代金が発生します。
(子供のみの入院の場合は大部屋で差額なし。しかし大部屋だと12歳以下兄弟姉妹は入室不可となる。)
個室料金は8,000円~25,000円。
幸い一番安い個室が空いてたため8,000円で済みましたが、25,000円×14日と考えるとぞっとします。。。
簡易ベッド代は1,000円/1日。
ただ、次女は具合が悪いため眠りが浅く、また入院中の不安もあったためか夜もちょくちょく起きてしまうので、ほとんどベビーベッドでの添い寝でした。
さらに2時間おきに看護師さんの検温、計測があり、酸素マスクも気づくとはずれていたりで最初の1週間は自分でも寝てるのか寝ていないのかわからないような状態。
疲れがとれないなんてもんではありません。。。
でも簡易ベッドがあるのとないのでは全然違いました。
日中、子供が寝ているときは足を延ばしてくつろげたり昼寝もできますからね。
病院によっては簡易ベッドの貸し出しはなく、常にベビーベッドで添い寝のところもあるようです。
ベビーベッドは狭い上に点滴のチューブや酸素マスクのチューブなどがあって本当に寝づらいです。
今回ばかりは小柄な自分の体形に感謝しました(笑)
◆入院の際して必要なもの◆
入院の期間にもよりますが、細々と必要なもの、あったら便利だったものをご紹介させていただきます。
病院の売店などで購入可能なものもあるでしょうが、オムツやタオルなどに関してはかなり割高になります。
~子供のもの~
・健康保険証、医療証
・母子手帳
・オムツ
―水分補給の点滴をした場合、尿の量、回数が増えるのでかなり消費します。今回2週間でパンツタイプLサイズを約2袋強消費しました。(足りなくなって途中で購入してきてもらいました)
・お尻拭き
・バスタオル 2~3枚
―病院のものと混同するので、白無地以外が良いそうです。
・着替え 4~5セット
―汗や嘔吐、洗濯ができない状況を鑑みて多めに持参することをお勧めします。
・洗濯石鹸、洗剤、柔軟剤
―院内で洗濯機、乾燥機の用意がある場合は洗濯セットがあると便利です。院内の売店では相場の3割から5割増しの値段でした。
・食事用エプロン
―上述しましたが、なかなか洗濯ができない状況なので食事で洋服が汚れるのは避けたいためできるだけ持参したほうが賢明です。
・歯ブラシセット
・オモチャ、DVDなど
ーお気に入りを適度な量(3個程度)持参しましょう。病院によっては体調が良くなればプレイルームで遊べたりDVD、ビデオ、絵本などを貸し出ししてくれます。DVDレコーダーがない病院もありますが。
~付き添い者用~
・現金またはクレジットカード
ー退院時に慌てないためにも入院費の支払い方法は事前に確認し、現金で支払う場合はまとまった金額を用意できるようにしておきましょう。病院に現金を置いておくのが不安な方は退院時に来てくれる旦那様やご両親に預けておくとよいかと思います。
・自身の健康保険証
―子供の病気が感染した場合を想定して持っていたほうが良いです。
・BOXティッシュ
・マスク
・フェイスタオル 数枚
・歯ブラシセット
・基礎化粧品
・着替え 3~4セット
・スリッパ
・ヘアブラシ、ヘアゴム
・携帯電話の充電器
・ドライシャンプー、デオドラントシート
―原則付き添い者は院内で入浴できないため、付き添いを交代してもらって自宅または近隣の銭湯に入浴しに行く形になります。銭湯に行く場合はシャンプーやボディソープ、バスタオル類も必要になりますね。
・コンタクト用品、眼鏡(視力の悪いな方はマストアイテム!!)
・本などの時間をつぶすもの
―今はスマートフォンがあるのでかなり時間を持て余さずに過ごせますが、必要な方は持参、購入しましょう!私は編み物セットを持っていきひたすら編み物に没頭していました。
・紙コップ、割りばし、スプーン、フォーク、紙皿、サランラップ、ジップロック、輪ゴム等
―付き添い者の食事を頼めない場合は自身での調達となります。面会者が来ているタイミングでしか買い物に行けないためこのようなものがあると便利です。私は食パン一斤とハム、チーズ、パウチのサラダ、ヨーグルト、カップラーメンなど日持ちのするものを中心に購入し、面会に来てもらうタイミングで気晴らしに買い物に行っていました。なかなか温かいものや手作りのものが口にできないのでストレスが溜まりますが、そこは頑張りましょう。コンビニのポテトサラダ、初めて食べたけれどけっこう美味しいです(*^^*)パンに挟んでサンドウィッチにしていました。
・イヤホン
ー大部屋の場合はテレビを観るときに必要になります。
◆医療入院保険の加入の確認◆
今回の子供の入院で痛感したのが医療保険の大切さです。
子供の場合、基本的に医療費は自治体負担のため医療保険を軽視しがちですが、いざ入院となると上述したように差額ベッド代をはじめ、交通費(都内の病院の駐車場代はかなり高額です)や何かと出費がかさみます。
また、一度慢性疾患を発症し長期入院となると簡単には医療保険に加入できなくなります。
今回、2週間の入院費用は約13万円かかり両親の面会の駐車場代なんかを含めると15万円超えると思います。
健康にはかえられませんが、入院看病の疲労に重なり家計を圧迫するほどの出費は精神的にかなり追い詰められます。
共済などは月1000円ほどで入院費一日5,000円~6,000円ほどをカバーしてくれるので入院時の金銭面での不安は大幅に軽減されます。
健康第一ですが、万が一に備えてお子さんの医療保険の加入を心からお勧めします。
まだまだ書きたいことがありますが、続きはまた機会がありましたら。。。
この記事を参考にしてくださっている方の入院が必要なお子様の一日でも早いご回復を心よりお祈り申し上げます。
そして看病されるママさん、パパさんご無理しすぎないようになさってください。