捨てるなんてもったいない!みかんの皮で入浴剤からのお掃除!!
こんばんは!
90歳近い祖母に私よりおばあちゃんっぽいと言われたミイですσ(^_^;)
若干複雑ではありますが、日本人のもったいない精神万歳!ということで、今回もいきます。
捨てるなんてもったいシリーズ!!
おばあちゃんの知恵袋ってすごいですよね。
科学的に分析できる昨今よりずっとずっと前から理にかなった生活の知恵や民間療法が盛りだくさん。
そんな中で皆さんも馴染み深いかと思われるみかんの皮がはいったお風呂!!
冬におばあちゃんの家でお風呂に入るとみかんのネットに入ったみかんの皮が浮かんでいたものです(*^^*)
果物や野菜って実は捨ててしまいがちな皮や根に一番栄養素が含まれていて、中に行けば行くほど栄養素が薄くなっていくそうです。
みかんで言えば一番は皮、続いて白い筋、薄い袋、最後は実。
筋をとったり、薄袋から実を出して食べてしまう方もいると思いますが、それって実はかなり損しているのかも。まぁ、実だけって美味しいんですけどねσ(^_^;)
皮はよく洗って砂糖と煮てマーマレードジャムにして食べる方法やお菓子に入れたりなどすれば食べられないこともないですが、ちょっと面倒σ(^_^;)
そこでやっぱり一番てっとり早いのがみかん風呂なのです!!!
みかんの皮を干したものは陳皮と呼ばれ、漢方にも使われる栄養たっぷりのもので、温浴効果が高まるだけでなく、血圧を安定させたり、中性脂肪を分解したり、さらには美肌効果まであるそうです。
おまけにみかんの天然アロマでお風呂が良い香りに包まれます(*^^*)
そしてここがすごいところですが、お風呂に入れた皮の出涸らし!?で水周りのお掃除までできちゃうのです!!!
もうこんなにいいことづくめでコストもかからないとなれば、みかんを食べる家庭では入浴剤買うなんてもったいないですよね(*^^*)
作り方は簡単🎶
よく洗ったみかんの皮を細かく千切ってカピカピになるまで天日干しして、(3日〜1週間ほど)ネットに入れてお風呂を沸かすタイミングで入れておくだけ!!
※みかんの皮には農薬やワックスが付着しているので必ずよく洗いましょう。
※ネットに入れないと掃除が大変です。使い古しのストッキングや生ゴミ用ネットなんかがオススメです(^-^)
我が家では最近干し芋を作っているので、干すスペースやザルが足りず、たまに電子レンジさんに助けてもらいます。
500Wで3分、ひっくり返して2分ほどチンして部屋に放置しておくとカッピカピになります。
そもそも乾燥させてから使用する理由は皮に含まれる刺激の強い成分を軽減させるためだそうです。
天日干しのほうがその成分を分解できるため、理想はやっぱり天日干し!
電子レンジはあくまで代用です。
あとはみかんの皮と湯温で刺激を調整できます。
我が家は子供が入るためかなり水位を低くしていますので、みかん2個が適量のようです。
湯温が高いと刺激を感じやすくなるそうので38度〜40度のぬるめが理想。
温浴効果があるのでぬるめでも湯冷めしにくくなります。うん、これまた経済的(^-^)
ちなみに私は重曹とホホバオイルを入れてさらに保湿効果アップをはかっています。
みかん袋は子どもたちが遊んでしまうのでお湯を張るタイミングで入れて、入浴時には取り出すのですが(この時点でお風呂はほんのり黄色のみかん色、みかんの香りがお風呂場に充満します)、あとはお風呂場のながら掃除に使うことにしてます!!
水アカの気になる箇所にみかん汁を搾り、アクリルたわしや歯ブラシでこするだけ!
みかんの皮にはクエン酸が含まれているので水アカ掃除にはもってこいなのです。
さらには台所の洗い場の掃除をして、最後に生ゴミにポイします。
なんと生ゴミの消臭にもなってくれるんですよ(^-^)
どこまで優秀なんだ、みかんの皮!!!
最後に一つ注意事項!みかんの皮にはソラニンが含まれており、肌にソラニンが残っていると紫外線を吸収して色素沈着しやすくなります。お湯から上る際はシャワーで体を流しましょう!!
最後にみかんに関するおばあちゃんの知恵袋をもうひとつ。
コタツといえばみかん!ですが、あれも理にかなっていて、あったまるとみかんって甘くなるそうなんです。
買ってきたみかんがちょっと酸味の強かったときはぬるめのお湯に10分程度つけておくだけで甘みが増すそうですよ(*^^*)